髪結いの亭主 [映画]
先週の「ベティ・ブルー」に続いて、かなり久しぶりに観たパトリス・ルコントの「髪結いの亭主」。
なんとなくストーリーは分かっていたけど、あんな結末だったとはすっかり忘れていて。
このまま、平穏で幸せな日々が続くのかと思ったら急展開にとまどってしまいました。
でも、これが究極の愛なのかも。
この世に「永遠の愛」なんて存在しないのなら、自分の中に、そして相手の中に今と同じ形で永遠にとどまらせるしかないと...。
彼は、何か複雑な過去がありそうな彼女のおいたちには踏み込まず、今の彼女だけを愛する。
彼女はそれに喜びを感じるけど、「今」だけで「未来」を見ていないような彼に不安も感じるのです。
どんどん年をとって、美しさが失われていったら彼は自分に飽きて、他の美しい女性に魅かれるかもしれない。
あんなに愛されてると実感しているようでも、その愛に対する不安は消えることがないのです。
考えれば考えるほど深い映画で、「愛する」ということについていろいろ追求してしまうけれどなんともいえない色の鮮やかさ、店内におかれた小物の素敵なたたずまい、そして全体にただよう雰囲気が官能的で限りなく美しい。
さらに色が「美しい」と感じる映画は、何年たってもずっと心の中にイメージとして残って離れません。
現実的なようでいて、現実とはかけ離れているようでもある、不思議な映画です。
なんとなくストーリーは分かっていたけど、あんな結末だったとはすっかり忘れていて。
このまま、平穏で幸せな日々が続くのかと思ったら急展開にとまどってしまいました。
でも、これが究極の愛なのかも。
この世に「永遠の愛」なんて存在しないのなら、自分の中に、そして相手の中に今と同じ形で永遠にとどまらせるしかないと...。
彼は、何か複雑な過去がありそうな彼女のおいたちには踏み込まず、今の彼女だけを愛する。
彼女はそれに喜びを感じるけど、「今」だけで「未来」を見ていないような彼に不安も感じるのです。
どんどん年をとって、美しさが失われていったら彼は自分に飽きて、他の美しい女性に魅かれるかもしれない。
あんなに愛されてると実感しているようでも、その愛に対する不安は消えることがないのです。
考えれば考えるほど深い映画で、「愛する」ということについていろいろ追求してしまうけれどなんともいえない色の鮮やかさ、店内におかれた小物の素敵なたたずまい、そして全体にただよう雰囲気が官能的で限りなく美しい。
さらに色が「美しい」と感じる映画は、何年たってもずっと心の中にイメージとして残って離れません。
現実的なようでいて、現実とはかけ離れているようでもある、不思議な映画です。
2009-06-21 14:15
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