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サラリーマン合気道 [本棚]

「流される」から遠くに行ける

コピーライター、CMプランナー、クリエイティブディレクターでもある、箭内道彦さんの
最新刊、「サラリーマン合気道」を読んでいます。

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タイトルからするとビジネス書だけど、それだけでなくいろいろな状況に応用できそう。

自分で自分を最初から決め付けずに、そのときの状況や空気、会った人などに
思い切り影響を受けながら、それに流されつつ、さらに自分の意見も取り入れて
本来自分が持っている力の何倍もの力を生み出す、という考え方。

読んでいると、これはもう目からウロコが落ちっぱなしです!
「はじめに」のところを読んだだけで、すでに一気に心にささってきたり
やわらかく包みこまれたりで、涙が出そうになりました。
「こんなことじゃだめだ」って勝手に思って、行き場がなくなる思いだったことも、
「あー、これでいいんだ」とちょっと肩の力がすーっと抜けてラクになりました。
そして私でも、なんかできるんじゃないか、ってワクワクした気持ちで
これからのことが楽しみに感じられるように。
大切なのは、考え方次第でいいように変わっていけるってことかな。

これでも、あれでも、それでも、いいんですよね?
そこから、次につながる「何か」を自分でつかむことができれば。
今、自分がこだわっている変なこだわりを払いのけてみたら、
もっとすばらしい世界がまだまだ待っているかもしれません。
だから、どんどん流されて、遠くまで行って、
もっといろいろなものを見たり、聞いたり、やってみたりしたい。

どこまでも、どこまでも行けるさ~。
(by THE SUNDAY DRIVERS)


サラリーマン合気道―「流される」から遠くに行ける

サラリーマン合気道―「流される」から遠くに行ける

  • 作者: 箭内 道彦
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2008/09
  • メディア: 単行本



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